ここでは当院で導入している滅菌関係・衛生管理の設備などについてご紹介いたします。
当院の滅菌設備など
クラスBのオートクレーブ(高蒸気圧滅菌機)
▲クラスBオートクレーブ「DACプロフェッショナル」
基本セットやその他治療に使用する器具などを滅菌する時に使用します。クラスBオートクレーブとは、ヨーロッパの基準EN13060に準じたオートクレーブのことで「あらゆる種類の滅菌物を完全に滅菌できる」ということを意味しております。
オートクレーブは、上から(B)⇒(S)⇒(N)…とクラス分けされ、多くの一般歯科医院で導入されているオートクレーブはほとんどがクラス(N)です。
タービン内部の滅菌 患者さん毎の交換
▲歯科用タービン用洗浄&滅菌器「DACユニバーサル」
DACユニバーサルはハンドピースやコントラアングルの内部・外部を徹底的に洗浄し、最適な滅菌処理が行うことができます。タービンはこのDACユニバーサルで単独滅菌することで、他の器具との滅菌の効率化がさらに計れます。当院では歯科用タービンを患者さん毎に交換を徹底しております。
グローブの交換
▲医療用グローブ(使い捨て)
患者さん毎に目の前でグローブは交換するように徹底しています。
この使い捨てグローブの交換という、簡単な決まり事を院内でルーチンワーク化し、徹底することで、高い院内感染防止を実現できます。
口腔外バキューム
タービンでの切削時や水しぶきを強力に吸引することのできる口腔外サクションです。院内空気中に粉塵が浮遊するのを防ぐことができます。
歯科衛生士の常勤・歯科医師の安全対策研修修了
歯科医師が指定された安全対策に関する研修を修了しています。
常勤の歯科衛生士も在籍しています。
滅菌は力を入れたい項目の一つでした
院長より
滅菌関係は、もし開業するなら優先的に力を入れたい項目でした。
「もし自分自身や大切な友人・家族が、自分のクリニックで治療を受けるとしたら」…と考えたとき、上記で紹介したタービンの洗浄や滅菌をはじめとする設備の導入は最初から導入しようと決めておりました。
清潔な治療器具を使用できるメリットだけでなく、上記の洗浄器具を使うのと使わないとでは、タービン自体の寿命にも大きく関係してきます。特にタービンの滅菌やオイル差しについては、手動で行うとどうしてもムラが出てしまい、治療器具自体にとっても良くないのです。
機械的に滅菌し、オイル注入をすることでムラが出ずに統一性をはかれます。スタッフの作業も軽減されストレスも無くなることもメリットの一つです。